奥村彰子の今…滋賀銀行9億円横領事件の犯人、その数奇な運命

【奥村彰子の今…滋賀銀行9億円横領事件の犯人、その数奇な運命】

 

2020年1月11日放送の『ワールド極限ミステリー』で、史上最高額9億円横領事件として、滋賀銀行9億円横領事件が取り上げられます。

 

滋賀銀行9億円横領事件の犯人として逮捕されたのは、当時銀行員だった奥村彰子さん。
はたして彼女は、なぜ犯罪に手を染めてしまったのでしょうか?
そして彼女の今現在は、判っているのでしょうか?

 

それでは『奥村彰子の今…滋賀銀行9億円横領事件の犯人、その数奇な運命』というテーマで見ていきたいと思います。

 

滋賀銀行9億円横領事件の概要

滋賀銀行9億円横領事件は、史上最高額の横領事件です。
松本清張の名作『黒革の手帖』のモデルになったとも言われています。

 

事件が起きたのは、滋賀銀行山科支店。
犯人として逮捕されたのは、当時42歳だった奥村彰子さんでした。

 

彼女は男性に貢ぐため、6年間で1300回もの回数、お金を着服していました。

 

滋賀銀行9億円横領事件の詳細

奥村彰子さんは、別の支店で勤務していた当時、タクシー運転手だった男性・山県元治さんと出会いました。
2人は運転手と客として出会い、その後奥村さんが山科支店に転勤してから再会して意気投合。
やがて交際を始めます。

 

そして交際スタートから間もなく、山県さんは奥村さんにお金を要求するようになります。
5,000円や1万円といった金額でしたが、要求はくり返され、奥村さんは貯金を切り崩すまでに……。

しかし、山県さんと交際を続けたかった奥村さんは、彼の要求を断ることはありませんでした。

 

そうして奥村さんは、山県さんの要求する金額が大きくなっても、彼の願いを叶え続けたのです。

 

やがて、奥村さんは横領という犯罪に手を染めてしまいます。
すべては、山県さんの要求に応えるためでした。

 

滋賀銀行9億円横領事件・犯人逮捕

横領をくり返していた奥村彰子さん。
1973年2月、彼女は山科支店から東山支店に移動することになります。

それをきっかけに、横領がバレることを恐れた奥村さんは、行方をくらませます。

ですが、かくまってほしいと訴える彼女の願いを、山県さんが聞き入れることはありませんでした。

 

結局同じ月に横領が発覚、奥村さんは全国に指名手配されます。

 

そして10月15日、山県さんがぞう物収受容疑で逮捕。
彼の供述により、21日、大阪にいた奥村さんが逮捕されます。

 

山県さんは、奥村さんが横領しているあいだに、別の女性と結婚。
子どももいたそうです……。

 

滋賀銀行9億円横領事件の判決は?

判決が出たのは1976年6月。

奥村彰子さんには懲役8年、山県さんには懲役10年の刑が言い渡されました。
また、銀行への賠償は、奥村さんが1000万円、山県さんが3000万円でした。

 

奥村彰子の今

さて、ここで「奥村彰子の今は?」と気になるところですが、詳しいことは判っていません。

ただ、「出所するまで待ってくれていた男性と結婚した」という話があります。
もしそれが本当なら、男性に利用されていた彼女にとって、救いになったと思います。

 

ひとりの男性を繋ぎとめたいあまりに、人生を狂わせてしまった奥村さん。
彼女のしたことは許されませんが、出所後の人生が穏やかで、静かなものであることを願います。

 

以上、『奥村彰子の今…滋賀銀行9億円横領事件の犯人、その数奇な運命』でした。